旧カミクズヒロイ

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フランスの著作権法改正案関連

ITmedia に『「iTunesのDRM解除合法化」法案、3月21日に採決持ち越し』という記事が載っている。

デジタルコンテンツのDRM解除を合法化するフランスの法案は、17日に国民議会で採決され、その後上院に送られる予定。(ロイター)

電子出版なんかでも利用者に過度の不便を強いるような DRM (デジタル既得権益管理だっけ?)が商品の価値を落としている。そしてそれが市場の広がりを阻害して、消費者の権利と利益を侵している。

HOTWIRED JAPAN にも『音楽フォーマットの独占的利用を禁じる法案、フランスで審議』という記事が載っている。

フランス議会で、デジタル音楽コピー防止技術に関してフォーマットの相互運用性を促進する法案が審議されている。ソニーも改正案の影響を受けるが、驚異的な市場シェアを持つ『iPod』と『iTunes』を擁する米アップルコンピュータ社は、特に大きな影響を受けることになると見られる。

この法案が成立しても iPodiTMS はその設計思想やデザインで十分な競争力を持っていると思う。それでいて消費者の権利を守り、公正な自由競争をきちんと守れるようになるのだから、Apple はきちんとこれを受け入れるべきだろう。