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ゲイに言及した法規を変更する日本の都市(台湾/チャイナポスト)

China Post 『Japanese city amends pro-gay law』 より Kodakana 訳。

ゲイに言及した法規を変更する日本の都市

2006年9月23日
ロイター/東京 リンダ・シーグ

日本のある都市は、この金曜日、表現が後退していると言った活動家からの抗議にもかかわらず、同性愛者を差別から保護する希少な条例を変更した。

この動きは、近代社会において、伝統的家族主義的価値が腐食されていると恐れ、守ろうとする、次期総理大臣アビー・シャインゾを含む保守派の立法会議員の行動と一致している。

都城(日本の最南部の主要な島、九州にある人口171000人の都市)の市議会は、社会的性または性的指向に基づく差別を明確に禁じた2003年の条例への修正案に賛成した、と市の職員は述べた。

この「男女共同参画社会づくり条例」には、「男女共同参画社会では、性別または性的指向にかかわらずすべての人の人権が尊重される」という条文が含まれていた。

これの新しい版では、性別または性的指向への言及が削除された。

市の職員は、この改定は条例の実際の運用を変えない、と述べた。当局は前に、修正は条例の文意をよりわかりやすくするためだと述べていた。

市役所で男女共同参画行政を担当するカワサキ・メイコは、「条文は変更されたが、その条例の意図するところは変わらない」と述べた。

「われわれの政策に変更はない」と彼女は言った。

国際組織ヒューマンライツウォッチは、都城のナガマイン・マコト市長(修正案を提出した)へ書面で変更に抗議し、考え直すよう市に促した。

金曜日に、日本で初めてレズビアンであることを公表した政治家、オツジ・カナコは、失望と怒りを表明した。

「私は、本当に、この決定をした人々に、なぜそうしたのか、尋ねたい」と、変更に抗議する運動をした西日本の都市、大阪の立法会議員オツジは言った。

「もしこれが何も変えるものでないなら、なぜ彼らはそれを変更しなければならなかったのか」と彼女は言った。

「私たちは、これをホモフォビアであると見なすことができるだけだ」と彼女は言った。