今日のヒトとナリ
livedoor ニュースに『[温泉ツアー]乳がん患者だけの旅企画 福岡のクリニック』という記事が載っている。
乳がんの手術を受け「温泉に行けなくなった」と嘆く女性のために、福岡市・天神で乳がん専門クリニックを開く高木博美院長(46)が温泉ツアー「ほっとマンマの旅」を企画した。旅館を貸し切り、人目を気にせずに温泉を楽しむ全国初の試み。高木院長も同行する予定で「同じ体験をした女性同士でくつろぎ、心も体も癒やしてほしい」と話している。
以前調べたところではたしか乳がん患者の1%から2%程度は男性だということだが、乳がん手術経験者でも「女性」でなければ参加できないのか、なんて思って検索してみたらその高木ひろみ乳腺レディースクリニック ホームページ(注:不思議マークアップのためブラウザによってはほとんど読めない可能性がある)を見つけた。以下はそのトップページから引用。
母の日のイベントに、乳がんを体験されたお母様と温泉宿を 丸ごと貸切る日帰り温泉旅行はいかがですか? 「お一人での参加は不安」とおっしゃる方は、ご家族・お友達との同伴 (成人女性に限ります)も可能です。 また、現地参加も可能です。 JTBにご相談ください。(詳細は、お知らせ・イベント情報ページで)
女性による女性のための女性だけのクリニックです
ほかのページを見ても女性のための医院であるように強調している。ただしあるページには
女性の診療が中心ですが男性の診療もいたします。ご希望の方は予約をお願いいたします。
と書いてあるところを見ると別に女性以外は乳がんで死んでもいいと思っているわけではないようだ。
あとざっと見た限りでは何を基準に来院者が女性かどうか判定するのか、あるいは別に区別するわけではないのかについては言及がないようだ。