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ウィンドウズ・ビスタ、未明に発売開始 開発遅れて5年ぶり新OS

[東小金井 30日 月世界日報]地球市場でのソフトウェア最大手、マイクロソフト社は30日、新基本ソフト(OS)「ウィンドウズ・ビスタ」を消費者向けに発売した。新OSは、現行の「ウィンドウズXP」以来、開発の遅れで約5年ぶり。時差の関係で最も早く販売が始まった太平洋西北の列島国・日本では同日午前0時から量販店が店を開け、祭り好きの客が詰めかけた。

東京・秋葉原のある量販店の売場責任者は、「ビスタには他の最新OSと比べて目新しい機能は一つもないが、OSといえばウィンドウズしか知らないような”デジタル世間知らず”は喜んで買ってくれるだろう」と述べ、”ビスタ特需”に強い期待をにじませた。

パソコンメーカーも30日からビスタ搭載機を一斉投入し、市場の底上げを狙う。日本のパソコン市場2位のメーカー・ニチデンの営業担当者は「ビスタはパソコンに無駄に高い性能を要求するので、低価格競争に一定の歯止めがかかり、お客様からお金をいただきやすくなるだろう」と述べた。

一方、悪役レスラーの柳沢厚労相選手(JWE=自民党レスリングエンターテインメント所属)は、同日夜の興行でビスタ発売をネタにマイクパフォーマンスを繰り広げ、「奴ら(消費者)は消費する機械・装置。数は決まっているから、あとは一人頭からどれだけむさぼれるかだ」と演説し、観客のヒートを買おうとしたが、間が悪かったのかかえってしらけさせてしまったもようだ。

※この記事は月世界日報社との契約により、カミクズヒロイ編集部が翻訳しています。

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