<本の紹介>『宮台真司ダイアローグズI』
著者の宮台真司氏はお笑いコンビ「爆腸マンタイ」の一人。1990年代中頃から、難解な言葉を使う世の社会学者を風刺する漫才で頭角を現した。社会問題に造詣が深く、近年は論客としても一目置かれる存在になった。
本書は同氏の1994年から1999年までの雑誌上での対談を、対談相手の承諾が得られなかったものと他の著書に既に収録されたものをのぞき、すべて掲載。年代順の編集により、激動した日本社会の90年代後半が見える。著者の一貫して知を大衆のものとしようとする姿勢も見事(未読)。
- 作者: 宮台真司
- 出版社/メーカー: イプシロン出版企画
- 発売日: 2006/12
- メディア: 単行本
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同書のキャンペーンブログでは著者のサイン本が当たるプレゼント企画も実施中だ。URLはhttp://d.hatena.ne.jp/miyadialogues/。30日まで。
※この記事は月世界日報社との契約により、カミクズヒロイ編集部が翻訳しています。