どのエディタ使う？

HTML ファイルのなかみはただのテキストデータですから、基本的にはテキストファイルを編集できるソフトウェアならなんでも HTML 文書の作成にも使うことができます。HTML 専用のソフトウェアは必要ではないし、 HTML を学ぶ理由で述べたように、「見たまま」式（WYSIWYG）の HTML エディタを私は勧めません。

HTML の編集に使うテキストエディタは、HTML の構文強調表示ができて、システム標準以外の複数の文字エンコード方式に対応したものが便利です。MS Windows なら TeraPad やサクラエディタ、GNU/Linux なら GEdit、Bluefish、KWrite、Kate、Quanta+ など、Mac OS X では mi というのが良さそうです（Mac 持ってないけど）。

テキストエディタの中には、タグの入力を支援する機能を持つものもあります。たとえば、開始タグを入力したら自動的に終了タグが付いたり、一覧からタグを選んで入力するようなものです。こういう機能を活用すると手間が省けたり、ミスを防げたりしますが、もう一つの方法としては、日本語入力システムにタグを登録するのもよい考えです。「だんらく」で「<p></p>」とか、「あんかー」で「<a href=""></a>」が出るようにしておくと、どのエディタでも同じように手抜き入力できて（そう、ブログの投稿フォームでもね…）重宝します。