旧カミクズヒロイ

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『バックラッシュ!』発売前夜祭に参加しました

きのう午後10時から行われた『バックラッシュ!』発売前夜祭チャット大会に参加しました。

午後10時から、途中うちの店舗の掃除のために0時30分頃に抜けたけど、2時15分頃に戻ってきたらまだやってて、結局午前6時20分頃までやってました。参加といってもろくに発言することもなく、「チャーハン作るよ」したり、栄養ドリンク出したりしてただけですが、とても楽しい時間でした。

ところで、時間について話題になった中で、私が「可逆的な変化しかないところには、時間がない」と発言したことについて、ちょっと補足します。私のこの発言に現れている意識は、科学誌『Newton』1998年5月号の特集記事に起源があります。以下、要点を要約して引用します。

熱湯と冷水を混ぜると、熱は高い方から低い方へ流れて、最後は全体の温度が均一になる。この現象を逆回しにすると、物理法則的にありえない動きになる。ここには過去と未来の区別がある。

しかし、その中の水の分子一個に注目して、その運動を追いかけると、その様子を逆回しにしても物理法則に反した動きにはならない。ここには、過去と未来の区別はない。

自然界に起きる現象は、エントロピーが低い状態から高い状態へと変化する。これを「エントロピー増大の法則」と呼び、時間の矢をあらわしている。時間の矢があらわれるためには、莫大な数の粒子が関与すること、そしてエントロピーの低い状態から始まることが必要である。

ということなので、うけうりにうろおぼえで「可逆的な変化しかないところには、時間がない」と表現したのは、やや文学的というか、俗っぽい拡大解釈の結果で、あまり正確な言い方ではなく、わかりにくかったと思います。

さてさて、早い人は月曜日には『バックラッシュ!』を手にされるでしょうが、うちには Amazon からの発送予定日が26日になっているので、届くのは水曜日以降になりそうです。正直言って、まだ見もしない本の宣伝に協力するのは気が引けるところもあったわけですが、読書子としての経験と勘と情報技術を駆使してたしからしさを判断しました。それが間違っていなかったこと、またそれ以上のものを得られそうで楽しみです。

バックラッシュ! なぜジェンダーフリーは叩かれたのか?

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