民主党は閣外与党なの?
与野党の駆け引きが一段と激しくなる中、教育目標として「我が国と郷土を愛する態度を養う」などとと明記した教育基本法改正案などの扱いがカギを握りそうだ。
会期延長3つのシナリオ・カギ握る「教育基本法」(NIKKEI NET)
一方、民主党は同日、党教育基本問題調査会(会長・鳩山由紀夫幹事長)を開催。愛国心の記述は、十二日の検討会でまとめた要綱案の通り、「日本を愛する心を涵養(かんよう)(する)」との文言を前文に盛り込んだ。
で、それってどう違うの?
その一方で、本質的な教育論議を置き去りにしたまま、この重要法案の取り扱いを国会の会期延長や、それに絡むとされる自民党総裁選の駆け引き材料に利用するようなことも絶対に慎むべきだ。
法が思想に触れることは近代法秩序を劣化させることになるとすれば、この問題の本質は教育のことではなくて、日本の法体系を近代的なものに保つか前近代的なものに戻してしまうかということではないのか。この流れはそのまま憲法の後退、というより立憲の趣旨を否定するような改憲につながって行きかねない。
また、民主党が同改正案の対案を提出することに関し「いいことだ。もともと対立する法案ではない。(民主党が)揺さぶってもよく話し合えば理解してもらえると思う」と述べた。
首相、教基法で延長否定 「会期内成立目指す」(西日本新聞社)
安倍晋三官房長官は15日の記者会見で、民主案について「いかにも政局的な意図が込められているという印象を受けた」と述べた。自民党内では政府案に「愛国心」が明記されなかったことに批判がある。安倍氏は民主党案には自民党内を揺さぶる思惑があるとの見方を示した格好だ。
教育基本法16日に審議入り、民主は対案提出へ(NIKKEI NET)
要するに政権交代可能な二大政党制
ってのは国会を閣内与党と閣外与党で埋め尽くそうってことなんでしょ?