今日のヒトとナリ
livedoor ニュースに『採用基準はニューハーフであること!?』という記事が載っている。
ニューハーフ、ゲイ、レズビアン・・・このような人達の社会的な認知度は高まってはいるが、まだまだ偏見や差別に悩まされている。一般的な企業においては「もしバレてしまったら・・・」そう考え、ひっそりと生活している人も多いだろう。
この文脈でニューハーフなんて言葉を使うこと自体がまだまだ
残る偏見や差別
を表しているよなぁ…。と、思ったらその会社がニューハーフという言い方を使っているのか。
株式会社ニューゲージは、主にWebサイトの制作を行っている。スタッフの誰もがIT企業に勤めていたわけではなく、個人でWebサイトを制作していた人もいたそう。そんな人達に如月さんがオファーをかけたんだとか。
てことで気になったのでニューゲージさんのメインページを Another HTML-lint でチェックしてみたらマイナス189点でした。特定ブラウザに依存の属性、テーブルレイアウト、非推奨のタグや初歩的なミスが満載です。あと、ページの主要部分を Flash にするときは、Flash を表示しない環境向けに代替ページを用意しましょう。まぁ、汚いコードで金を取る Web 制作会社も少なくないのでしょうが、セクシャルマイノリティだからって文句を言わせないように人一倍品質には気を遣うべきです。
それからその Flash の中身を読んでたら下のような記述が(Flash の中のテキストはコピペできないので手打ちでコピペ)。
世の中でゲイ・レズ・ニューハーフと言われる人々はGID(性同一性障害)と病名でひとくくりにされていますが GIDの人々の中には偏見によって、やりたい事を諦めてしまったりしてる人も少なくないでしょう。
同性愛者は GID ではないし、ニューハーフも GID とは限らないわけですが…。病名という言い方にも語弊がある。セクシャルマイノリティが今の社会では生きにくいところがあるから優先雇用する会社を作ろうという理念には共感しますが、自ら誤解を生むような表現をしてどうする気なんだろう…。
JANJAN に『家族・ジェンダー視点からみる障害者自立支援法』という記事が載っている。