旧カミクズヒロイ

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今日のヒトとナリ

男女共同参画局に『国の審議会等における女性委員の登用の促進について』という文書が掲載されている。

国の審議会等における女性委員の割合については、 平成12年8月15日に男女共同参画推進本部で決定された目標である「30%」を平成17年9月末に達成した。
 我が国が将来にわたり活力ある経済・社会を創造していくためには、 国の政策・方針決定過程へ多様な視点を導入し、幅広い議論を行い、新たな発想を取り入れていく必要がある。 また、行政への国民参加の確保等の観点から、 国の審議会等は、国民の意見を的確に反映できるような委員構成である必要がある。 そのためには、人口の半分を占める女性が委員として参加する割合をさらに向上させ、 男女の人数をなるべく均衡させることが望ましい。

こうした施策が実施されることは好ましい。しかしその一方で、女性の地位が不当におとしめられてきたから今こうした施策が行われているということに不理解で、したがって差別の解消に対してさかうらみ的な感情を抱く一部の男性に対する心理的ケアを考えないと、ひどい反動を喰らうことにならないか心配でもある。

共同通信に『母子手帳を「親子手帳」に 自民、今国会で』という記事が載っている。

Excite ニュースに『人口の男女比不均衡で結婚事情に変化 インド』という記事が載っている。

Excite ニュースに『差別に耐えかねて性転換する女性たち サウジアラビア』という記事が載っている。

『アル・ワタン』紙は、男性優位社会のせいで「心理的コンプレックス」が膨らんだ結果、海外で性転換手術を受けたサウジアラビア女性は過去12カ月で5人にのぼると報道した。

性別違和のねじれ現象?

ロイターに『スウェーデン男女平等推進機関、W杯開催ドイツの売春宿問題で抗議』という記事が載っている。

洛南タイムスに『働く女性の総合拠点がオ-プン 城陽市』という記事が載っている。

ゲイジャパンニュースに『“ゲイは遺伝する”という説を発表した教授に人権団体が反発』という記事が載っている。

ニュージーランドニュージーランドの大学教授が“ゲイから精子の提供を受ける人は、ゲイという性的指向が子供に遺伝する可能性があるという説明を受けるべきだ”との提案をして人権活動家らの怒りをかっていると、ニュースサイトのスタッフが伝えた。一部の科学者は性的指向と遺伝のつながりを示す証拠があると言うが、一方、大半の科学者はそのつながりは複雑で不確実なものだとしている。

仮に性的指向の決定に遺伝子が関わっている(場合もある)としても、親にそれを選別する権利はないと思うのだが。