『“産めよ増やせよ”大作戦 兵庫、５年で２５万人』

共同通信に『“産めよ増やせよ”大作戦　兵庫、５年で２５万人』という記事が載っている。

　深刻化する少子化問題に対し、兵庫県は「５年間で２５万人」の赤ちゃんを産んでもらおうという“産めよ増やせよ”作戦に着手する。２０日発表した２００６年度当初予算案に約６１８億円を盛り込んだ。厚生労働省は「都道府県で数値目標を打ち出した例は聞いた事がない」と話している。

この件に限らず、戦後日本の行政が立てる目標というと、数値目標が先行することが多いようだ。しかし、数値目標を先行させるやり方は、どこかでおかしくなってしまうことが多い。理念が忘れられがちになるからだ。