旧カミクズヒロイ

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『「健康」を視点に性教育を推進』

online magazine "Sexual Science" に『「健康」を視点に性教育を推進』という記事が載っている。

性教協の活動に対して,バッシング派は「過激」とのレッテル貼りをするが,そうした非難に答えるものとして,同会編集の『新版・人間と性の教育』(大月書店)全6巻が2月から順次刊行さるれる。ただ,教育現場にいる執筆者の多くの名前は出さない。「名前を出すとバッシングのターゲットになる」のが理由。いつの間にか言論弾圧が罷り通っている。それが日本の性教育の現状ということだろうか。

 こうした状況の中で,性教協は「健康」を視点にした性教育によって,バッシング派に対抗することになりそうだ。たとえば性教協最大のイベントである全国夏期セミナーは06年も7月末に大阪で開催されるが,そのテーマは「子どもの現実をみつめ,希望をひらく性教育を からだ,いのち,権利としての性の健康」。今回で25回目を迎える夏期セミナーのテーマに,副題ではあれ「健康」の文字が入るのは初めてのことだ。