旧カミクズヒロイ

古い記事の保存用です。最新記事は https://pulpdust.org/ をご覧ください。

「全書籍電子化計画と著作権保護期間の行方」

青空文庫そらもように「全書籍電子化計画と著作権保護期間の行方」という記事が1月1日付で載っていた。

日本の著作権法は、権利の保護期間を、作品が生み出されたときから作者の死後50年までと定めている。 この間、作品の複製やインターネットでの公開は、権利を持つ者の許諾がなければ行えない。だが、保護期間を過ぎれば、このしばりはなくなる。 この規定の背後には、ある期間を過ぎた段階では、複製物を安く作ったり、自由に公開できるようにして、よりたやすく作品に触れられるようにした方がよい、とする考え方がある。 ならばと、私たちは「公有作品の樹」を社会に育て、四方にのびた枝先に、電子ファイルに仕立てた作品を置こうと志した。 その結果、昨日までに5000作品を、青空文庫という樹に実らせることができた。