旧カミクズヒロイ

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読書

森達也著『悪役レスラーは笑う』

悪役レスラーは笑う―「卑劣なジャップ」グレート東郷 (岩波新書 新赤版 (982))作者: 森達也出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2005/11/18メディア: 新書購入: 2人 クリック: 48回この商品を含むブログ (107件) を見るアメリカプロレス界の大物であり、力道山…

2007年2月28日に買った本

悪役レスラーは笑う―「卑劣なジャップ」グレート東郷 (岩波新書 新赤版 (982))作者: 森達也出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2005/11/18メディア: 新書購入: 2人 クリック: 48回この商品を含むブログ (107件) を見る「お墓」の誕生―死者祭祀の民俗誌 (岩波…

海野 十三『海野十三敗戦日記』

海野十三敗戦日記 海野十三 著 青空文庫 日本語圏における SF の始祖の一人、海野十三が1944年12月7日から、終戦の1945年8月15日をはさんで、1947年6月4日までにつけた日記。東京空襲下、そして終戦直後の状況を伝える生々しい記録。

司馬遼太郎『歴史と視点』

歴史と視点 ─私の雑記帖─ 司馬遼太郎 著 新潮文庫 昭和55年5月25日 発行 目次 大正生れの『故老』 戦車・この憂鬱な乗物 戦車の壁の中で 石鳥居の垢 豊後の尼御前 見廻組のこと 黒鍬者 長州人の山の神 権力の神聖装飾 人間が神になる話 司馬遼太郎氏が歴史と…

『バックラッシュ!』続編 もしあれば

『バックラッシュ!』の「次」がもしあれば: バックラッシュへの対応から一歩踏み出してより前向きな内容でなければやる意味がない。For Fore Front ! 様々な「性」に関わる社会的な構造の全体に見通しがきくようにしてほしい。構造が見えなければ、何と何…

『バックラッシュ!』の感想 その2

『バックラッシュ!』に載っている文章の中で、長谷川美子さんの「たかが名簿、されど名簿」が、やはり傑出していると思う。実践に基づく内容と、軽妙な文体がよく合致し、読みやすく、意思が伝わってくる文章だ。それに比べると、ほかの文章には、推敲や語…

『バックラッシュ!』を読みながら考えたこと

『バックラッシュ!』、ひとまず読了。水分の少ないがっしりした豆腐を喫したような読感。 バックラッシュ! なぜジェンダーフリーは叩かれたのか?作者: 上野千鶴子,宮台真司,斎藤環,小谷真理出版社/メーカー: 双風舎発売日: 2006/06/26メディア: 単行本(ソ…

あわせて読みたい

発売記念キャンペーンもいい感じで盛り上がってきている双風舎の『バックラッシュ!』。すでに公表されている目次やまえがきからもわかるように、『バックラッシュ!』では「ジェンダーフリー」という言葉が登場してからのここ10年くらいの状況を扱っている…

謝銘仁『邪馬台国 中国人はこう読む』

邪馬台国 中国人はこう読む 謝銘仁 著 立風書房 1983年10月10日 第1刷発行 目次 はしがき I 「魏志・倭人伝」について 1 陳寿という人 2 『三国志』と裴松之の注 3 「魏志・倭人伝」をどう読むか II 「魏志・倭人伝」の訳読 1 女王国の領域と邪馬台国への道 …

堀口牧子『現代日本の差別意識』

現代日本の差別意識 堀口牧子 著 三一新書 1978年2月15日 第1版第1刷発行 目次 第一部 現代日本における差別意識の諸相 第一章 差別意識論 ―若い世代の意識分析を中心として― 第二章 生きている”自警団” ―京都韓国学園建設反対運動の中にあるもの― 第三章 糾…